精神的な病気が治らない方へ

暗闇の中の人

うつ病、自律神経失調症、パニック障害などの症状に悩まされている患者さんは現在のストレス社会においては多くいらっしゃると思いますが、病院には長く通っているが、なかなか改善されないと思われている方が大勢いらっしゃるのではないかと思います。

実は自分自身も離人症という神経症で長年闘病生活を送ってきた経験がありますので、病気で苦しまれている方の気持ちは良くわかります。

そして、自分自身の経験から、病院というか、薬物療法のみに頼り切る事は良くないということも身に染みて理解しています。

例えば、うつ病は心の風邪などという言葉がもてはやされた事もありましたが、風邪どころか、数年、数十年と闘病生活を長引かせている方も多くいらっしゃいます。

はたして、現在の治療法、薬物療法だけでいいのでしょうか?

実際の体験談

いつまでたっても改善が見られないが、このまま治療を続けていれば本当に治るのだろうか?

うつ病は再発すると聞いたが、治ってもまたストレスがかかると自分も再発するのではないか?

こういった疑問に対する回答のヒントを得ていただくために、自分自身がこれまでに経験してきたことを紹介させていただきますので、それを踏まえた上で、その解答をご自身で見出してください。

受験のストレスにより離人症発症

勉強する人
若い頃は、勉強をして、いい大学に入って、大手の企業に就職したいといった、単純な価値観しかありませんでしたので、大学受験で落ち、浪人生活を送ることになると、一日10時間ほど勉強をしていました。

そして、そのストレスから、夏頃に離人感という感覚が出てきました。

離人感というのは、簡単に言えば、現実感が薄くなる感覚で、自分の具体的な症状は、視界がぼやけて、自分が夢の中にいるような感覚でした。

また、自分の体を見ても自分の体のような感じがせず、触れても何か実感がないといった状況でした。

しかし、ある程度の離人感というものは、誰でも経験をする可能性があり、それほど特殊な感覚ではないようですが、自分の場合は、意識がもうろうとするくらいにひどく、また、今までに経験したことのない感覚でしたので、発症したときには、恐怖におののきました。

気がくるってしまったと思いましたし、病気に関する知識もありませんでしたので、治るということも知らず、親に打ち明けることもなく、その状態で生きていくしかないと考えました。

今振り返れば、このような状態では日常生活もままならないはずなのですが、神様は見捨てられず、大学受験では、優しい問題に当たり、どうにか合格することができました。

治療法の発見

大学にはどうにかこうにか進学できたものの、意識がもうろうとするほどのひどい症状の状態で、まともに日常生活を送れるはずもなく、人間関係などもめちゃくちゃでした。

言葉なども理路整然と話す事はもちろんできず、一言ぼそっとつぶやく程度のコミュニケーションができるくらいでした。

学業にしても、人間関係にしても悲惨な状況で、自分はこのままどうなってしまうのだろうかと悲嘆に暮れているときに、電車の中でたまたま目に入ってきた精神科の広告にうつ病などの適応症が掲載されていたために、そこで初めて、自分のこの状態は病院に行けば治るのではないかと考えました。

その時には、すでに大学3年生になっていましたが、そこで、一筋の希望を見出し、ようやく治療を始めることができました。

病院に通院開始

薬
初めて行く病院の待合室には、様々な病気の患者さんがいらっしゃったわけですが、自分は病気に関する知識がなかったために、精神的におかしいのだろうか、誰か知り合いの人からここに行っているのがばれたらどうしようなどということを考えていました。

処方された薬は、ルボックス、アモキサン、トレドミンといった、当時はうつ病の人に処方する一般的な薬だったようであり、診断名もうつ病だったようです。

薬を飲んだ時には、ぼーっとした頭が、ほんの少しだけ(数パーセントくらい)クリアになったといった感じでした。

量を少しずつ増やしてもらい、そのたびに症状が軽くなった感じはありましたが、それでも数パーセントといったところでした。

そして、結局なかなか回復せずに、実家に帰り、療養することになったのですが、そこでも改善が見られなかったために、入院をすることになりました。

入院すれば、なぜか治ると考えていたために、旅行にでも行くかのような浮かれた気持ちで入院生活を送っていましたが、3ヶ月ほどたっても何も改善することなく退院となりました。

様々な治療院を渡り歩く

暗闇の中を歩く人
ここでようやく、このままでいいのだろうかという思いがこみあげてきました。

入院していたときの患者さんから、気功で治ったことがあったという話を聞いていましたので、病院の受付の人に、近くの有名な気功の先生を教えてもらい、早速訪ねました。

このころにはすでに通院を開始しだしてから、ほぼ何も回復することなく、1年が経過していました。

気功はただ手をかざすだけでしたが、終わった後は、ほんの少しだけめまいが軽くなっていることに気づきました。

この時もまた、天にも昇る気持ちになったものです。

しかし、それもつかの間、めまいは大分楽になったのですが、結局離人感は治ることはありませんでした。

ただ、この経験から、西洋医学には頼っていられないと思い、20か所以上の様々な治療院を渡り歩くこととなります。

具体的には、気功、整骨院、カイロプラクティック、鍼灸、電気療法、陰陽療法、催眠療法、音叉療法などです。

気功は何人もの有名な気功師をインターネットで探して治療を受けに行きましたが、中には、ビデオを再生するだけで、テレビから気が流れてきて癒されるというものもありました。

自分で気功を習いに行って、自分自身の気の流れを良くして改善しようとしたこともありました。

しかし、どこに行っても、自分の病気を治してくださる治療家に巡り合うことはできませんでした。

精神疾患を治せる整体師と出会う

整体の施術
どこに行っても改善が見られなかったある日、パソコンで治療院を検索していると、精神的な病気が治せるという整体のホームページが見つかりました。

かなり離れた場所にありましたが、わらにもすがる気持ちでしたので、早速電話をかけて飛行機で訪れました。

何回か通ううちに、気功以来再び症状の改善が実感できました。

この時の回復の早さは薬物療法の数十倍だったと思います。

つまり、一日で病院に一、二か月ほど通院したくらいの症状の改善が見られたわけです。

そして、薬物療法を行っているときは、薬の作用でほんの数パーセント症状が軽減したとしても、無理をして負荷をかければ、その軽減した数パーセント以上に症状が悪化していましたが、整体に通い出してからは、負荷をかけても簡単には悪くなることはありませんでした。

ただ、それほど早く回復しだしたといっても、自分の場合は、あまりにも症状がひどく、治りにくかったために、なかなか完治まではできずにいますが、それでも、こうして整体師として人様のお役に立てるくらいには回復させることができました。

あのまま薬物療法のみで治療を行っていれば、恐らく死ぬまで治ることはなかったでしょうし、一生無職で人生を終えるか、できたとしても、一日に数時間簡単な作業をするくらいだったと思います。

本当に薬物療法だけで大丈夫でしょうか?

書籍から光があふれる
いかがでしょうか。

もちろん、薬物療法で効果を感じられる方もいらっしゃると思いますし、それだけでそれほど時間もかからず改善される方もいらっしゃると思います。

ただ、ここに紹介させていただいたことは、自分自身がこれまでに実際に経験してきた現実です。

恐らく同じ経験をされる方も大勢いらっしゃると思われます。

西洋医学を全否定するつもりはありませんし、整体が万能というつもりもありません。

また、100パーセントの確率で改善することのできる治療法などというものは存在しません。

しかし、今現在、精神的な病気で苦しんでいらっしゃる方のことを考えれば、このままこの問題を放置しておくわけにはいかないと思います。

昔、自分が薬物療法のみしか知らず、人生の貴重な時間を闘病生活で浪費していた頃の状況にいらっしゃる方が、今、この瞬間にも世界中にごまんといらっしゃるわけです。

本当に大切なのは、科学的な根拠でしょうか?

結果、つまり、治るか治らないかではないでしょうか?

事実、現実、正しい知識を得る事、このことがいかに大切なことであるかが理解できるかと思います。