精神障害は薬で治るわけではない

神経細胞のネットワーク
脳内の神経伝達物質は人間の精神や感情に深いかかわりがあるとされており、精神的な病気にも関係があるとされています。

中でも、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つは三大神経伝達物質と呼ばれ重要視されています。

これら3つの神経伝達物質の働きを以下に記します。

ノルアドレナリン

緊張感を与え、集中力を高めるなど仕事をするときなどに、重要な働きをする。

不足すると・・・意欲・判断力・集中力などが低下する。
過剰になると・・・不安・恐怖・イライラといった負の感情が強くなり、落ち着きがなくなったり、攻撃的になったりする。

ドーパミン

食欲、性欲、金銭欲といった人間が生きていく上で必要な欲求に関わっている。

不足すると・・・意欲・集中力・記憶力などが低下する。
過剰になると・・・アルコール依存症、ギャンブル依存症などの様々な依存症になる。

セロトニン
ノルアドレナリンやドーパミンの過剰な分泌を抑え、心の平安をもたらす。

ノルアドレナリンやドーパミンは、多すぎても少なすぎても精神に悪影響を及ぼすということになります。

しかし、セロトニンがこれらの物質のバランスを保つ役割を果たしてくれますから、精神的な不調が出ている場合は、セロトニンを増加させるような対策を取ることが、精神的な不調に対する自然治癒力を高めることになると考えられるのではないかと思います。

しかし、現在の病院での治療は主に薬物療法が行われており、これは、薬を飲むことで、一時的に神経伝達物質が増えたような状態を作り出すことはできますが、神経伝達物質の量自体を根本的に増やすことができません。

つまり、症状を一時的に緩和させることが目的の対症療法であり、根本的に症状を治すことはできません。

それでは、神経伝達物質の絶対数を増やすにはどうすれば良いのでしょうか。

有効と思われる方法をいくつか紹介します。

整体

最も重要ですが、現在の西洋医学が見落としているものがこれであると思います。

整体がなぜ精神面にも影響を与える事ができるのかと思われるかもしれませんが、神経伝達物質の原料は、食事から摂取した栄養素から作られます。

その栄養素は血液によって、体の各細胞に届けられます。

しかし、筋肉の緊張などの原因で、血流が悪くなれば、細胞に届けられる栄養素の量も減少し、神経伝達物質の量も少なくなってしまうと考えられると思います。

つまり、整体により、筋肉の緊張を取り、骨格を整えることで、血流を改善すれば、神経伝達物質の量を増やすことに繋がると考えられると思います。

精神科では、筋肉の緊張や骨格の歪みなどを見ることはありませんから、そもそもこういった概念自体が存在しないわけです。

※ この理屈がどれだけ正確なものであるか、はっきりしたことは分かりません。しかし、精神疾患の原因自体はっきりしたことは分かっていませんし、それほど有効率が高くなく、中には重篤な副作用のあるものがあるにも関わらず、薬物療法が主流になっているということも心にとめておく必要があると思います。お医者さんや国が言っているから正しいなどという先入観で判断せず、客観的現実を知り、ご自身にとって必要な対策をご自身で選択されて下さい。

※ 100%の確率で治る治療法などというものは存在しません。しかし、当院の症例をご覧いただけたら、精神疾患に対する整体の重要性がご理解いただけるのではないかと思います。

※ ただし、同じ整体と称していても、場所によって技術力には天と地ほどの差があります。同じ体の不調を扱ったとしても、ある整体では、何年たっても改善できないものが、違う整体では数回で改善してしまうということもあり得ます。

これ以降は、自主的にできる事柄となります。

大切なことではありますが、あくまでも、プラスアルファの部分、補助的な部分であると考えられると良いと思います。

バランスの取れた食事をする

和食

神経伝達物質の原料は食事から摂取されますから、単純なことですが、神経伝達物質の生成に必要な栄養素を十分に摂取することが一つの要素になるのではないでしょうか。

それでは、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの生成に関わりの深い栄養素を以下に挙げます。

セロトニン・・・タンパク質(トリプトファン)、炭水化物、ビタミン(ナイアシン、ビタミンB6、葉酸)、ミネラル(鉄)

ノルアドレナリン・・・タンパク質(フェニルアラニン、チロシン)、炭水化物、ビタミン(ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンC)、ミネラル(鉄、銅)

ドーパミン・・・タンパク質(フェニルアラニン、チロシン)、炭水化物、ビタミン(ナイアシン、ビタミンB6、葉酸)、ミネラル(鉄)

これらの栄養素を豊富に含む食品は以下のようになります。

トリプトファン、フェニルアラニン、チロシン・・・豆類(豆腐、納豆、大豆、みそなど)、乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)、魚類(いわし、かつお、さばなど)、卵、バナナ

炭水化物・・・穀類(米、うどん、パスタなど)、いも類(じゃがいも、さといも、さつまいもなど)

ナイアシン・・・魚類(たら、かつお、まぐろなど)、肉類(鶏肉、豚肉、牛肉など)

ビタミンB6・・・魚類(かつお、まぐろなど)、肉類(鶏肉、豚肉、牛肉など)

葉酸・・・肉類(レバーなど)、野菜(枝豆、パセリ、ブロッコリー、ほうれん草など)

ビタミンC・・・野菜(ピーマン、にがうり、ブロッコリーなど)、果物(柿、キウイフルーツ、いちごなど)

鉄・・・肉類(レバー、赤身の肉など)、魚類(いわしなど)、貝類(あさりリ、しじみなど)、、野菜(枝豆、小松菜、グリーンピースなど)、海藻類(のり、ひじき、わかめ、昆布など)

銅・・・肉類(レバーなど)、魚介類(えび、いか、かになど)、豆類(大豆、あずきなど)

このように書くと、混乱してしまうかもしれませんので、基本的には極端に偏らなければ、栄養面に関しては、様々な食品をバランスよく採るということで良いのではないかと思います。

具体的には以下のように分類して、食事の時に、意識して採られれば良いかと思います。

穀物(ごはん、麺類、パンなど)、魚介類、肉、卵、大豆製品、野菜、海藻、きのこ、果物、乳製品

<サプリメントについて>

サプリメント

サプリメントは賛否両論あると思いますが、バランスの良い食事をしていれば、健康な人には必要ないと思いますが、体調を回復させる上では重要ではないかと思います。

神経伝達物質はタンパク質から作られますから、プロテイン(タンパク質)を採ることが最も重要と思われます。

そして、プロテインには、牛乳由来のものと、大豆由来のものがありますが、大豆由来の方が、健康に良く吸収も緩やかですので、こちらをお勧めします。

また、他に付け加えるとしたら、こちらも神経伝達物質を生成する際に必要となる栄養素が含まれる、マルチビタミンミネラルが良いかと思います。

他にも効果があるとされる様々なサプリメントがありますが、ご自身で採られて、良いと思われれば続けられると良いのではないでしょうか。

運動

ウォーキング

運動も神経伝達物質を増やすためには重要です。

特に、リズム運動が良いと言われていますから、ウォーキングなどを一日に20~30分ほどされると良いと思われます。

整体と食事で、神経伝達物質の原料がしっかりと行き届く状態にした上で、運動をすることで、相乗効果で神経伝達物質を増やすことが期待できるわけです。

日光

日光
晴れた日に屋外に出ると、気分がすっきりすると思いますが、これも神経伝達物質を増やす上では重要とされています。

晴れた日に屋外で運動をすることにより、さらに相乗効果が期待できることになります。

ストレスを溜めない

パソコンとスマートフォン
体調を崩した時点で、症状として考え方がネガティブになり、ストレスを溜めやすくなっていますので、ストレスを溜めないようにするということ自体難しいかもしれません。

しかし、パソコンやスマートフォンなどの長時間の利用がストレスとなり、うつ病の原因になることがありますから、ゲームなどは極力控えたり、仕事で使用する必要がある場合は、こまめに休憩を入れるなどして、ストレスを溜め過ぎないようにすることなどはできるかと思います。