院長の気づきのブログ

むち打ちの症状の中に自律神経失調症の症状があるのはなぜ?

交通事故で正面がへこんでいる自動車

交通事故でむち打ちになると、後遺症で長い間苦しむことがあると聞いたことはないでしょうか?

むち打ちは、車が衝突した時などに、首が瞬間的に大きな衝撃を受けることで発症しますが、画像検査をしても多くは異常が見当たりません。

このような状態になると、首の筋肉が異常に緊張した状態になってしまいます。

危険にさらされるために、体を守ろうと、首の筋肉に自分の本来の筋力を超えた力が、一瞬かかるために起こるのではないかと思います。

むち打ちと言えば、また、何やら特殊な病気のように思われますが、首の筋肉の緊張とすればどうでしょうか?

首のコリとも言えないでしょうか?

最近では、首のコリが自律神経失調症の症状が発症する原因になっているという医師もいますが、むち打ちが首のコリとすればどうでしょう?

むち打ちが首のコリであり、首のコリから自律神経失調症の症状が発症すると考えれば、むち打ちから自律神経失調症の症状が発症するということが言えないでしょうか?

むち打ちになると、めまいや耳鳴り、吐き気などの不定愁訴が発症すると聞くと、むち打ちとは一体何の病気なのだと不可解に思えてしまうかもしれませんが、このように考えれば、病名と症状がつながってくることになると思います。

ただ、こういった自律神経失調症の症状が脳脊髄液減少症によることもあるようですので、この場合は、西洋医学の力を借りた方が良いと思います。

筋肉の緊張に関しては、非常に重要な要素であるにも関わらず、なかなか重要視されていないというか、重要性を理解していない方があまりにも多いように思えます。

筋肉が緊張すれば、血管を圧迫し、血流が悪化し、栄養素が細胞に届かなくなるわけです。

その部分が、首などになると、首は頭につながっていますから、脳が栄養不足になれば、様々な病気や症状の原因になってもおかしくないと考えられないでしょうか?

そして、実際に、自律神経失調症の様々な症状が起こることになります。

現在の医学では、自律神経失調症の症状に対しては、薬物療法による対症療法を行いますが、根本的に治すことはできません。

痛みに対しては、痛み止めを処方しますが、痛み止めで痛みが治るわけではありません。

不眠の症状が出れば、睡眠薬を処方されますが、これも同様で、睡眠薬で不眠が治ってしまうわけではありません。

薬を飲んだ時だけ、一時的に眠れるということにすぎません。

そのため、自律神経の乱れによる、めまい、耳鳴り、頭痛、吐き気、動悸、不眠といった様々な症状が、何年も治らずに苦しみ続けている方が大勢いらっしゃるという事になります。

むち打ちも自律神経失調症の症状が起こりますが、むち打ちの後遺症が何年も治らないということにも納得がいくのではないでしょうか?

つまりは、結局のところ、こういった症状に対する、対症療法しかできていないと考えられると思います。

自律神経失調症と同様の事をしているということが出来るわけです。

しかし、むち打ちの治療で、電気療法や温熱療法、マッサージなどがあるではないかと思われるかもしれませんが、それで何年も治らないという事は、恐らく、しっかりと筋肉の緊張を取ることが出来ていないのだという事が言えると思います。

これに関しても腰痛、肩こりなどと同様です。

腰痛、肩こりなども何年たっても治らないという方がいらっしゃるというか、多くの人は治っていないと思いますが、これも、同じような療法をしているのではないでしょうか?

つまりは、筋肉の緊張などというものに対しては、なかなか効果的な療法がないという事が言えると思います。

また、膝の痛みで足を動かす体操をするように言われている人もいましたが、全く見当違いのことをされていたりします。

こういったものは、改善が出来て初めて、原因が分かりますし、どうすれば改善できるかが分かったりするものです。

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