院長の気づきのブログ

顔を上に向けられないのはなぜ?

テニスでサーブを打つ外国人男性

何事も原因が分からないと、人間は不安になるものです。

坐骨神経痛で足にしびれが出てきた人、首のコリ(胸郭出口症候群)から手にしびれが出てきた人、「自分の体はどうなってしまったのだろう?」、「何の病気になってしまったのだろう?」と、不安に思われるようです。

そしてまた、厄介なのが、単なる坐骨神経痛や首のコリすらも、改善できる治療院がほとんどない事だと思います。

そのため、何年も通っているが、一向に症状が軽減しないと、不安がいつまでも付きまといます。

そのような方に、「坐骨神経痛です。」という話をし、原理を説明すれば安心され、軽症の場合など、我慢できる場合は、そのままにしておかれる方もいます。

何事もそのような状態になっている理由を知るという事は大事な事のようです。

では、顔を上に向けられないという方がいましたが、何が原因でそうなってしまったのでしょうか?

顔を上に向けられないとはどういう状態?

ストレートネックの女性の全身を横から見た様子

上を向けないという事はどのような状態になるかと言うと、テニスでサーブを打つときなどにボールを上に投げると思いますが、その時にボールの位置を目で追えないという事になります。

「そんなことがあるのか?」と疑問に思われるかもしれませんが、実際に起こることのようです。

しかし、手が上に上がらないという方もいらっしゃるのではないかと思います。

この場合と同じように考えれば、あり得ないようなことでもないと思われるかもしれません。

結局のところ、筋肉の緊張によって、骨格が引っ張られて、上を向けない状態になっていると考えられます。

体の仕組みが分かれば簡単な事なのですが、骨格には筋肉が付着しており、筋肉が緊張することで骨格を動かし、体を動かしていることになります。

では、この場合は、どのように考えられるかと言うと、顔を上に向けるための筋肉があれば、下に向けるための筋肉もあります。

仮に、顔を下に向けるための筋肉が緊張し、固まるとどうなるでしょうか?

顔が下に向くように引っ張られたままになってしまいますから、上を向けなくなると考えられるのではないでしょうか?

原理はいたってシンプルなのですが、では、この状態を解除できるところがほとんどないわけです。

「そんなもの、病院に行けばいいじゃないか。」と思われるかもしれませんが、病院で治るのなら、みんな治っているでしょう。

体がおかしくなれば、皆初めに病院に行くわけですから。

病気ではないからそのままで良いか?

女性の首

しかし、「単に上を向けなくなるだけで、普通に生活できるからそのままでもいいのではないか?」という意見もあると思います。

確かに、「テニスを上達させて、試合で勝ちたい。」という場合でなければ、それほど問題にならないのかもしれません。

また、年を取ったら、少しずつ、自分の可能性も狭まって来るものです。

それを受け入れる事も大切かなと思います。

認知症になって介護が必要になるお年寄りなどもごまんといらっしゃるわけですから。

しかし、整体的に見ると、首という部分は非常に重要になります。

この部分の状態を悪くすることで、様々な体の不調が出てくる可能性があるからです。

この方の場合の体の状態からすると、同じような体の状態になっていた方の症状は、自律神経失調症でした。

かなり体の状態を悪くされてある方がいましたが、その方は、人の声が聞き取れないくらいに耳鳴りが大きくなっていました。

同じように重症の方で、めまいがひどく、仕事を休まざるを得ないという方もいました。

初めは上を向けない程度の状態かもしれませんが、その状態から、ストレスや疲労をため込んだりすることで、さらに状態を悪化させると、こういった様々な体の不調が出てくる可能性があるわけです。

こういったことは、整体師ならではの視点だと思います。

つまり、「未病」と言われる状態と言えると思います。

西洋医学では、「病気ではない。」で終わってしまうと思います。

病気ではない状態でも、それ以上に悪化させないように未病の状態で食い止める事が出来るのが、整体の利点ではないかと思います。

病気になって薬漬けになるのではなく、そうならないように、整体で自然治癒力を高く保っておくことも、選択肢の一つではないかと思います。

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